Kanaful Life

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2011.3.12 盛岡2日目~2011.3.13 盛岡3日目 そして帰京へ(5・終)

3.12 22:00ごろ------------------------------

ホテルの人から明日の朝に、
代替輸送が出ると発表される。

6:00、7:00出発で15台ぐらいバスが出るそうだ。

まず1番目に輸送をする人は、
---------------------------------------
 JR東日本の代替輸送なので、
 帰りの切符を発券して持っていること
---------------------------------------
が条件。


予約していても発券していないと、
明日(3/13)の便に乗れることは約束できないと。 


私とCさんはチケットを発券していたので対象になるが、
大阪の受験生Aちゃん、鹿児島から来ているBさんは、
飛行機の為、代替輸送の対象にならない。


代替輸送のルートを知らされる。


まず、バスで山形県の酒田へ向かい、
酒田~新潟をJR在来線「いなほ」で移動、
新潟~東京を新幹線「MAX とき)で移動とのこと。


ホテルでどのくらいの人が出発していくのかを
把握する為、点呼をとる。


宴会場にいる1/2のメンバーが、
どうやら明日には出発となる様子。


ホテルは緊急の対応として、
3/14までは無償でいろいろ提供してくれることにもなった。


-------------------------------------------
一緒にいた受験生Aちゃんは、
大阪より青森経由でお母さんは迎えにくることになっていたけど、
鹿児島のBさんがまだどう帰れるかルートを模索中だった。

私たちは明日出られることになりありがたかったが、
まだ残る人、帰る家のない人、
家族といまだ連絡が取れない人もいたので、
とても複雑な気持ちだった。

急遽、盛岡最後の晩となった3/12の夜、
20代の女の子がずっと泣いていて、
私たちのとなりにいた家族のお母さんが、
背中をさすり優しく励ましている。

話を聞いていたら、
どうやら家族の誰とも連絡が取れないと。

ホテルの人も一緒に話を聞いていた。
そこで「実は私の息子も仙台にいる・・・」と言っていた。

ホテルの人も被災しているのだなと改めて感じる。

でも、ずっとハキハキと丁寧に対応してくださった。
私たちよりも寝ていないのに、笑顔だった。

だから大きなもめ事もなく、
ここの人に避難していた人は、
冷静にいることができたのかもしれない。

腕時計をみるとは24時半を過ぎていた。

明朝は5時には集合場所には行かなくてはならない。
4時には起きなくてはと寝れなくても、
横になることにした。

110322_1
(この電気も余震が何度もある為、少しずれている)

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3/13 4:00すぎ

まわりの物音で目が覚める。

もう準備をしている人がいた。

私も顔を洗い、歯磨きをして荷づくりをした。

Cさんも起きて準備をはじめている。

Aちゃん、Bさんは出発ではないので、
起こしたくなかったんだけど、
物音で気付いて起こしてしまった。

「ごめんね、寝ていて」と言ったんだけど、
私たちが出発のときに、見送りをしてくれた。

ふたりもどうか無事で家に帰れますように。

-----------------------------------------

そしてチェックアウトをして、
5:00前 集合場所である盛岡地域交流センター「マリオス」に到着。

すでに40人ぐらい並んでいた。

私たちのいたホテルだけが避難所ではなく、
集合場所のマリオスもそうだったし、
他からもやってきていたので、何人集合したのかわからない。

5:40ぐらい JR東日本のスタッフが8人ぐらい来て、
「切符を持っている人」「長野方面」「切符を発券していない人」と
わけようとしたときに、並んでいた列が崩れ、少しパニックに。

誰かから「ちゃんと整理してくれないと困るよ!」と怒りの声。

スタッフは「みなさんの良心で行動してください!!」
それからみんな黙って譲り合って並んでいたな。。

110322_2


バスは45人乗りで、補助席は出さなかったし、普通に座れた。

6:00-------------------------------------

いよいよ、盛岡を出発。

110322_3


当然高速道路が使えないので、一般道で移動となる。
8時間移動を予定しており、
秋田を経由し、日本海側を通って、
14時前後に酒田到着となるようだ。

乗る前にお弁当とお茶が配られる。

ほとんど人が眠っていたんだけど、
私は全然寝れず、ずっと外の景色をみていた。


雫下あたりを通った時は、
まだ信号がついていなかったので、
本当に市街地しか電気は通じていないみたいだった。

110322_4


(これは田沢湖線。雪深い場所になってきた)



下記の道の駅3つで、休憩。

・道の駅 なかせん「秋田県大仙市」

・道の駅 象潟(きさかた)「秋田県にかほ市」


・道の駅 鳥海(ちょうかい)「山形県飽海郡遊佐町」

観光できていたら、どの道の駅も楽しい場所だ。


相方と時間ができたら車旅をしたいと考えていたから、
また来たいなと思う。


最後の鳥海の食堂のおじさんは、
気軽に携帯の充電をさせてくれ、
とても親切だった、ありがとう。


2時間ごとに休憩があったので、
水分も普通に取れ、
エコノミー症候群にならずに済んだ。


時間調整の為、
最後の「道の駅 鳥海」で1時間時間を潰してほしいと言われ・・・
と思ったら、30分ですぐ出なきゃいけなくなったり。。

12:00すぎ--------------------------------

予定よりも2時間、早く酒田駅に着くことができた。

JRバスの人は、
「お昼の弁当がまだ届いていないんだけど、早く乗りたい人はどうぞ」
と言われる。

次の臨時列車は14:00だ。
少しでも早く帰りたい・・・、と思って電車「いなほ」に乗った。


これから新潟まで2時間の列車旅だ。

110322_5
(代替輸送の為の切符。)

6両編成で前2両は自由席、
あと4両は指定席だった。

指定席切符を買いたくても買えなかったので、
とりあえず比較的空いていた指摘席車両にCさんと移動する。

酒田から一緒に乗ってきたおばあちゃんと少し話す。

おばあちゃんは、山形で一人で住んでいるみたいで、
娘さん(といっても私の母ぐらいだけど)が、迎えにきていた。
娘さんの家のある大宮まで行くらしい。

被害の状況は聞かなかったけど、
娘さんとしては心配して迎えに行ったのだろう。

私も同じぐらい離れていたら、同じ行動をすると思う。

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新発田(しばた)駅でホームの時刻表がみえたので、
目を凝らしてみると、時刻表には乗っていなかった。
やっぱり臨時列車なんだ。

そしてしばらくすると、新潟駅に到着。

新幹線ホームに足早にあがっていく。

Cさんと相談して、すぐの列車に乗らず、
次の列車に乗ることにした。

自由席もあいており、
座って東京まで戻ってくることができた。

上野に住んでいる友達は、
心配して東京駅まで迎えてくれた。

ふたりで抱き合って、号泣した。

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そして、東京から神奈川方面へ帰った。

見慣れた景色が車窓の外で流れていく。

相方も駅まで迎えにきてくれ、車が見えたときにも泣いた。

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家に到着するまで、約12時間の移動。

時間はかかったが、
いろんな人が手助けしてくれたからこそ、
安全に帰ってくることができた。


ありがとうございました。


改めて感謝の意を伝えたいのと、
被災地のことを思うと辛く、
友人の妹がまだ見つかっていない不安もあるのですが、
ゆっくりでいいから復旧してほしいと願っています。


こちらからは、義援金を送り続けることが大事かなと。

どんどん復旧していくと忘れられてしまうことが、
ほんとに心配なことなのです。


ひとつ注意を書いておきますが、
慈善の気持ちに便乗して悪い人が、
街頭には見え隠れしています。

ちゃんと寄付先がはっきりしていたり、
お店に設置している箱に寄付しましょう。

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*受験生のAちゃんは、13日中にお母さんと出発し秋田空港から飛行機で、
 大阪へ戻れたようですし、
 鹿児島のBさんも3/14に朝、秋田空港から代替チケットがとれ、
 秋田空港まで乗り合いタクシーで移動し、
 20時ごろに到着したと聞いています。



*長文みてくださった方もありがとうございました。
 
 次回からは通常営業に戻ります。

 ありがとうございました。


| 2011.03.11 東北地方太平洋沖地震、災害関連 | 14:00 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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